大人になってから新しいことにチャレンジしてみようという方も多いですが、どんなことをスタートさせればいいのか悩んでいる方もいるかと思います。せっかく新しいことを始めるのですから、自分にとって有益な習い事を習いたいですよね。
そこでこの記事では、大人にこそおすすめしたい「空手」のメリットや、大人のための空手教室を選ぶポイントについてご紹介しています。これから新しいことを始めたい方はもちろん、どんな空手教室に行けばいいのか悩んでいる方もぜひ参考にしてください。
1. 大人になってから空手を始めるのはあり？
まず、空手は小さいことから習う方が多いので、大人からスタートしてもいいのかと疑問に思う方もいらっしゃいます。しかし空手は大人になってからこそ、習い始めてほしい有益な習い事と言えます。
というのも、空手は運動不足な現代人にとって体を動かす絶好の機会になります。空手は激しそうに見えますが、型を美しく決めていくため、高齢者でも無理なく続けることができます。激しい運動は若いときにはいいかもしれませんが、長く健康のためにやっていくのであれば、無理なく続けられる空手はまさに大人におすすめといえます。自分のレベルに合わせて型を練習することもできますので、いつ始めても遅くはありません。
高齢者でも無理なく続けられることから、大人になってから空手を始めるのは十分に「あり」と言えるのです。
2. 大人が空手をするならどの流派？
空手といっても、さまざまな流派があります。大きな流派でも４大流派や沖縄の３大流派などがあります。
それぞれの流派には特徴がありますが、大きな違いは寸止めか、直接打撃があるかどうかです。強くなりたくて空手を始めるのであれば、直接打撃がある方がいいのかもしれませんが、大人になって始めるのであれば痛みのない寸止めの流派がおすすめです。寸止めですので働いている世代にもおすすめです。
また大きな流派であれば型だけで試合に出ることができるので、自分の技術を試合に出て高めることができ、モチベーションも上がります。さまざまな流派があり、それぞれの特徴がありますが、まず大人がスタートするのであれば近場かつ大きめの流派がいいでしょう。
3. 大人に空手教室がオススメの理由
大人にこそスタートして欲しい空手ですが、ここでは大人に空手をおすすめする理由について１つずつ解説していきます。
3-1.体幹を鍛えられる
空手は体の軸がブレていると型や組み手が美しく決まりません。したがってレベルをアップしていくためには、軸がブレないようにツキを繰り出す必要があります。稽古を重ねていくと、体幹も安定して綺麗な型をすることができます。体幹は空手だけでなく、すべてのスポーツにおいて重要とされています。マラソン選手やゴルフ選手でも別メニューで体幹トレーニングを取り入れています。体幹を鍛えることで、姿勢も綺麗になりますので、姿勢が悪くなりがちな大人にこそ空手はおすすめなのです。
3-2.体を鍛えることができる
空手の稽古では、体を鍛えることができます。流派によっては体を極限まで鍛える流派もあるくらいです。なかなか普段運動できていない方には適度な運動になるのはもちろん、武道ですから体を鍛えるメリットもあります。
3-3.年齢を重ねても続けられる
せっかく習い事をスタートするのであれば、長く楽しむことが重要です。空手は小さなお子さんから始めるイメージがありますが、高齢になっても大会に出場され続けている方が非常に多い競技です。これは型が高齢になっても無理なくできるからです。空手は年齢を重ねても続けることができることから大人におすすめです。
3-4.いざというときの防衛術
ある日突然、事件に巻き込まれてもおかしくない現代ですが、空手はいざというときの護衛になります。もしものときに空手を習っていることで身を守ることができますので特に女性におすすめの習い事といえます。
3-5.精神統一できる
空手は集中力を高め、精神統一することができます。仕事などで忙しい現代人にはなかなか集中して何かに取り組むのが難しいからこそ、空手を習って精神統一をして集中力を高めるのは大人にこそおすすめです。
またオリンピック種目にもなっているので、空手を習うことでよりオリンピックを楽しめるメリットもあります。
4. まとめ
空手教室は大人になってから遅いのでは？と感じる方もいるかもしれません。しかし実際には、大人になってからこそ空手を始める意義は大きいと言えます。体幹を鍛えることができ、肉体や精神面でも鍛えられます。また高齢になっても空手は続けられるという大きなメリットがあります。女性にとっては身を守る護衛術にもなるでしょう。大人になったからこそ、改めて自分を見つめ直すことができる空手はおすすめです。ぜひこれからどんな習い事をしようか迷っているのであれば、空手教室にぜひ足を運んでみましょう。